Xiaomi Redmi Note 3 Pro(Snapdragon)のMIUIをGlobal版からChina版に書き換え。
MiFlashを使えばブートローダーロック状態でも公式ROMの書き換えができる!!
EDL(Emergency Download Mode)モード
Redmi Note 3 Pro(Snapdragon)には、EDLモードというMTK機でいうSP Flash ToolのようなFW復旧モードがあります。
Xiaomi端末向けフラッシュツール「MiFlash」を使うには、端末をEDLモードにする必要があります。
EDLモードで起動するにはAndroid SDKを導入して、以下のADBコマンドを実行します。
adb reboot edl
EDLモードになると画面は真っ暗ですが、本体の通知LEDが赤色で点滅します。MIUI ROM Flashing Tool(MiFlash)の導入
使用環境は64bitのWindows推奨のようです。
MIUI公式サイトからMIUI ROM Flashing Toolをダウンロードします。(バージョンは20151028)
http://bigota.d.miui.com/tools/MiPhone20151028.exe
インストール後、EDLモードで起動した端末をPCに接続しデバイスマネージャーを確認すると「Qualcomm HS-USB QDLoader 9008」という項目が増えているはずです。
(無い場合は手動でドライバをインストールします…)
- ほかのデバイスという項目にある「QHSUSB_BULK」(?)を選択
- 右クリックして「ドライバーソフトウェアの更新」
- 「コンピューターを参照~」→「コンピューター上の~選択します」→「すべてのデバイスを表示」→「ディスク使用」をクリック
- 「参照」ボタンからMiFlashインストール先(C:\Program Files (x86)\Xiaomi\MiPhone\Qualcomm\Driver\qcser.inf)を選択してインストールを進めます。
以上でMiFlashの使用準備は完了です。
MiFlashの使用方法
※Redmi Note 3 Pro(Snapdragon)向けMIUI 7.3.X.X系のFastboot ROMはMiFlashが使えませんでした。
7.2.X.X系のFW(MIUI V7.2.5.0 Global Stable)をダウンロードして実行してください!!
EDLモードで起動した端末をPCに接続した状態でMiFlashを起動すると接続中のデバイスが認識されます。(認識されない場合は「Refresh」で再認識)
MiFlashの「Browse...」から解凍したフォルダを選択し、最後に下部にある書き込みモードを設定します。
- Flash all 完全初期化状態にして書き込む
- Flash all except storage 本体ストレージ以外初期化
- Flash all except data and storage ユーザデータと本体ストレージ以外初期化
「Flash」ボタンを押して書き込みを実行します。
ステータスに「この操作を正しく終了しました。」と表示されれば成功です。
電源ボタンを長押しして再起動します。
(追記) 新バージョンXiaoMiFlashの場合
現在最新バージョンをダウンロードするとMiFlash改めXiaoMiFlashと言うものになっています。
2016.08.30版は「Specified Cast is not Valid」エラーが出てうまく使うことができません。
使い方はMiFlash20151028とほぼ変わりません。
MiFlashで失敗してしまった時の復旧方法
参考
http://en.miui.com/thread-294318-1-1.html
購入時改変ROMでもクリアなFWを導入できるので一安心!!
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