Meizu m2 noteのFlyme OSにInternational ROMを適用しました。
Flyme OS国際版
Flyme OSの国際版はファームウェアバージョンの後ろに「I」が付くものです。
Meizu端末にはいくつかバージョンがありますが、FWアップデートはそのバージョン向けのみ適用可能となっています。
国際版はGoogleアプリがインストールされており中国アプリが入っていないのが特徴です。
Meizu m2 noteの国際版FWはこちらです。
http://www.flyme.cn/en/firmwarelist-56-1.html
※これは他のバージョン端末には適用できません。
国際版ROM化方法
xdaのフォーラムに方法が載っていました。
http://forum.xda-developers.com/android/development/meizu-install-rom-international-devices-t3174496
リンクから国際版アップデートファイルをダウンロードしておきます。
使用するのはUpdate.zipを展開した中に入っている次のファイルです。
system.new.dat
system.transfer.list
これらのファイルをsystem.imgに変換してddコマンドで書き換えることで国際版ROM化することができます。
まずはフォーラム内から変換ツールをダウンロードしてきます。
One click auto converter system support creat system.img for meizu devices
と書かれた場所にあるリンクからConverter_system_Lollipop.zipをダウンロードします。
展開すると中に「IN」フォルダがあるので、system.new.datとsystem.transfer.listの2つのファイルをコピーします。
「System-conVERTER.cmd」を実行します。
処理が完了すると「Out」フォルダにsystem.imgファイルが作成されています。
system.imgファイルが用意出来たらddコマンドで書き込みを行います。
例えば、本体ストレージにsystem.imgをコピーした場合、以下のコマンドで書き込むことができます。
>adb shell
$ su
# dd if=/storage/sdcard0/system.img of=/dev/block/platform/mtk-msdc.0/by-name/system
「電源ボタン」+「音量-ボタン」でリカバリを起動し、初期化を行ってから起動します。
※起動には時間が掛かります。
これで国際版ROM化の完了です。
しかし、画像の様にまだ中国アプリが残ってしまっている場合があります。
これはシステム領域以外にインストールされているためです。これを削除するには次のコマンドを実行します。
>adb shell
$ su
# mount -o remount,rw /custom
# rm -rf /custom/3rd-party
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