MTK使いなら知っておきたいSP Flash Toolの使い方
SP Flash Toolとは
SP Flash Toolとは、MTKスマートホン向けのROM書き換えツールです。普段はメーカーからのFWアップデートの時に使用します。
このツールはそれぞれのスマートホンのシステムパーティション情報を記述したファイルであるscatterファイルを使用することで、パーティションを個別に書き換えが可能になります。
誤ってシステム領域を書き換えてしまい起動不能になってしまってもこのツールを使えば復旧することが出来ます。
また、カスタムROMの導入にも使われたりします。
ダウンロード
私はJiayuのサイトで公開されていたものを使用しました。Windows7の32bitと64bit、Windows10 64bitで使用できるのを確認しています。
SP Flash Tool本体とスマートホン用ドライバのセットです。
ダウンロードリンク(工具和驱动.rar)
最新版ダウンロードサイト(http://spflashtools.com/)
準備
ダウンロードした(工具和驱动.zip)を解凍します。使用するのは中に含まれているフォルダ
USB VCOM Driver
SP_Flash_Tool_exe_Windows_v5.1516.00
の2つです。
ドライバのインストール
※Windows10ではインストール不要(標準搭載?)
SP Flash Toolを使用するには専用のドライバであるVCOM Driverをインストールする必要があります。
1. 使用したい端末の電源をOFFにしておきます。
2. PCのデバイスマネージャーを開いておき、スマートホンをUSBで接続します。
すると数秒間のみ一覧に「MT65xx preloader」と表示されます。
3. これを右クリックして「ドライバーソフトウェアの更新」を選択。
4. 「コンピューターを参照~」→「コンピューター上の~選択します」→「すべてのデバイスを表示」→「ディスク使用」をクリック
5. 「参照」ボタンでダウンロードしたUSB VCOM Driverの中のusb2ser_XXX.infを選択してOK。
6. 「次へ」ボタンを押すと警告が出るが構わず「はい」を選択
7. インストールが完了しましたと出たら成功です。スマートホンのUSB接続を解除して下さい。
SP Flash Tool設定
使用する前に設定をします。
1. SP_Flash_Tool_exe_Windows_v5.1516.00フォルダのflash_tool.exeを起動します。
2. 「The scartter file cannot found~」と出ますがOKを押します。
3. 「Options」-「Option」を開き、「Download」メニューを選択します。
4. 「DA DL All with Checksum」に必ずチェックを入れておきます。
使い方
1. SP_Flash_Tool_exe_Windows_v5.1516.00フォルダのflash_tool.exeを起動します。2. 「Scartter-loading」ボタンを押し、使用するScartterファイルを選択します。
※Scartterファイルは、メーカーFWアップデートファイルやツールを使用するカスタムROMのパッケージに含まれています。
Scartterファイルを選択すると、パーティション情報とScartterファイルと一緒に入っているアップデートファイルが読み込まれます。
3. 必要に応じてフラッシュモードを切り替えます。
大抵の場合、メーカーFWアップデート時は「Firmware Upgrade」
カスタムROMなど一部パーティションのみを書き換える時は「Download Only」を選択します。
モードの違いは、「Firmware Upgrade」だとパーティションを一旦フォーマットしてから書き込みます。(たしか)
4. Downloadボタンを押して書き換え待機に入ります。
5. 電源を切った状態の書き換えを行うスマートホンをUSB接続します。
6. スマートホンを認識し、プログレスバーが100%になり「○」ウィンドウが表示されたら成功です。
USB接続を解除してスマートホンの電源ボタンを長押しして電源OFFにし、再起動をして下さい。
はじめまして、colorfly g808にカスタムロムを入れる方法を探していたら、こちらのページを見つけました。
返信削除質問があるのですが、mtk flash toolを使えばcyanogenmodのようなカスタムロムもmtkのタブレットにインストールできるのでしょうか?
通常配布されているカスタムROMはTWRPなどのカスタムリカバリからインストールするものになっています。
返信削除カスタムリカバリ導入の際にSP Flash Toolを使用することがあります。
初めまして。川田と申しますがGMS非登載のレノボ製タブレットの日本語化でとても苦労しております。
返信削除「SP Flash Tool」はMediaTekのCPUを搭載したスマートホン、タブレット用のROM書き換えツールで、PCと接続して実行することでタブレットがカスタムROM(グローバル化)になります。
Windows10をお使いであれば、ドライバも不要なので、指示どおりの手順で実行するだけで書き換わります、とのことなのですが記載の手順は次の通りでよく分かりません。
『Google Playストアを取得するためのダウンロードリンク:https://drive.google.com/file/d/1RkipnSN4bgsERBzRCHx7DfAad3np_ac2/edit
1.open SP_Flash_Tool this file,and then open flash_tool.exe
2.選択を押して、SP_Flash_ToolのファイルがMTK_AllInOne_DA_6765.binであるファイルを開き、それをクリックします。
3.Click choose. Select MT6765_Android_scatter.txt in theimages folderしたいのは
4.「選択」をクリックし、SP_Flash_Toolフォルダーのauth_sv5.authを選択します。
5.Click download
6.タブレットの電源を切り、コンピュータのプラグを接続します』
お聞きしたいのは、以下の2点です。
①ダウンロードリンクはPCで検索してDLするのでしょうか。というのもタブレットで検索してDLしてもUnsucessfulとなるからです。
②つぎにこのファイルは1.4GBと超大きなファイルはRARファイルという特殊な種類なのでオープンするためには専用のアプリが必要で、WindowsでRARファイルを表示できるWinRARのダウンロードが必要ですね。これでオープンして中にあるexeファイルをUSBケーブルでPCからタブレットへデータ転送するのでしょうか。
大変困っており、何卒よろしくお願い申し上げます。
川田です。先ほどの記述の訂正です。
返信削除3.Click choose. Select MT6765_Android_scatter.txt in theimages folderしたいのは
→
3.Click choose. Select MT6765_Android_scatter.txt in the images folder
へ訂正します。
失礼しました。
上記ご説明で、
返信削除「4. Downloadボタンを押して書き換え待機に入ります。
5. 電源を切った状態の書き換えを行うスマートホンをUSB接続します。
6. スマートホンを認識し、プログレスバーが100%になり「○」ウィンドウが表示されたら成功です。」
と記載されておりますが、接続するUSBケーブルについての質問です。
USBケーブルは充電・通信(データ転送)両用の使ったのですが、PCに接続した電源を入れていないタブレットを見るとどうも充電しているようで、上部に赤ランプがついています。
充電専用は論外としても充電・通信両用のUSBケーブルもダメで通信(データ転送)専用のものを使用しないとうまく行かないのでしょうか。
iplay50proという端末でspflashtoolのv6でランチャーの問題を解決しようとしているのですがv6だとdownload-xmlがエラーで入りませんし、v5との違いを教えてください。
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