カスタムリカバリとは

CWMRとかTWRPって何？


Androidには標準でリカバリモードが有ります。
リカバリーモードに入るには音量ボタン(+か-)と電源ボタンを押しながら起動する(たぶん…)
または以下のadbコマンドで再起動後リカバリモードに入ることが出来ます。

adb reboot recovery

標準リカバリ

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Android system recovery <3e>

reboot system now
apply update from external storage
wipe data/factory reset
wipe cache partition
apply update from cache

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標準リカバリはこんな画面です。
「apply update from external storage」はメーカーから公開されるアップデートファイル(update.zip)をsdカードから読み込むことが出来ます。
「wipe data/factory reset」や「wipe cache partition」は本体を初期化したい時に実行します。

カスタムリカバリ

標準リカバリの機能を変更したり新しい機能を追加したものです。
例えば、標準リカバリにある「apply update from external storage」ではメーカーが署名したファイルのみ読み込み可能ですが、カスタムリカバリだと自分で作成したアップデートファイルが読み込めたりします。
また、システム全体のバックアップや復元が可能になったりします。

種類
有名なものはCWMです。カスタムリカバリのことをCWMと呼んでしまう事もありますが、他にも有ります。

CWMR(Clockworkmod Recovery)
https://www.clockworkmod.com/

TWRP(Team Win Recovery Project)
https://twrp.me/

CTR(Carliv Touch Recovery)
https://github.com/carliv/carliv_touch_recovery

カスタムリカバリの機能はどれもほぼ同じです。
「Install zip」ではupdate.zipや自分で作成したzipファイルを読み込むことができます。
「Backup/Restore」ではAndroid全体や各領域ごとのバックアップ、復元ができます。
「Mount」ではAndroidの各領域を選択してマウントし、adbを介して書き換えができます。

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