(大掃除企画)久しぶりにMiWiFiを触ってみた。新製品が発売されましたが未だ更新が続けられています。
カスタムファームウェアはどうなった?新しいOpenWrt派生のLEDEを導入してみた。
MiWiFiの公式ファームウェアは現在も更新されていますが、未だに言語は中国語のみになっているようです。
また、最新版ではTelnetを使う裏技が対策されてしまったようで使えなくなっていました。
LEDE Project
LEDE-Project(Linux Embedded Development Environment)はOpenWrtの派生オープンソースプロジェクト。
更新が活発で新しいパッケージを含むビルドが使ってみたい方におすすめです。
サポートデバイスはOpenWrtとほとんど同じで以下のページで確認できます。
サポートデバイス一覧
source
LEDEをビルドしてみた
OpenWrtのビルド方法とほぼ同じ
Ubuntu16.04で問題なくビルドできました。
環境構築
$ sudo apt-get install build-essential subversion mercurial libncurses5-dev zlib1g-dev gawk gcc-multilib flex git-core gettext libssl-dev
$ git clone https://github.com/lede-project/source.git
$ cd source
$ ./scripts/feeds update -a
$ ./scripts/feeds install -a
設定
$ make menuconfig
MiWiFi Nano向け設定Target System->MediaTek Ralink MIPS
Subtarget->MT7628 based boards
Target Profile->Xiaomi MiWiFi Nano
(MiWiFi Mini向け設定)
Target System->MediaTek Ralink MIPS
Subtarget->MT7620 based boards
Target Profile->Xiaomi MiWiFi Mini
(パッケージ設定)
luci(WEB設定画面)導入
LuCI->1. Collections->luci
LuCI->2. Modules->Translations->Japanese (ja)
relayd導入
LuCI->5. Protocols->luci-proto-relay
Network->Routing and Redirection->relayd
FWビルド
$ make V=99
ビルドが成功するとbin/targets/ramips/mt7628フォルダにファームウェアが作成されます。1時間ちょっと掛かりました。
スクリーンショット
LuCIを導入済みのLEDEはこんな感じ。見た目はOpenWrtとほぼ同じ。
LED等もちゃんと動作します。
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